ここで取り上げていること
- 素材に迷ったり、修理が初めての方は#5350がおすすめ
- 機能性のバランスに優れている
- 価格が安い
当ブログをご覧いただきありがとうございます。
皆様のおかげをもちまして2024年5月に修理が始まりました。
どうぞよろしくお願いいたします。
さて、今回は「ビブラム(VIBRAM)」のソールについてお話いたします。
ビブラムとはイタリアの修理業界のトップブランドです。
そのスタートは登山家のブーツによります。
何千メートルもの登山を何日も続けるため、ソールには高い耐久性が求められます。
もしも途中でソールが剥がれたり、破損してしまえば命にかかわることです。
そのような過酷な状況にも耐えうるためのソールが開発されました。
今でもその高い品質は継承されて、登山家だけでなく修理業界や靴メーカーなどから厚い信頼を得ています。
さてそのような技術は、日常で利用する靴のソールにも生かされています。
それが今回ご紹介する #5350 です。

その特徴は何でしょうか?
まず最初に取り上げたいのは、減りにくいということです。
以前に靴修理店に勤めていたころ、様々なメーカーのソールを試しました。
比較しやすいため、左右別々に異なるメーカーや素材のソールを貼りました。
一方は日本のメーカー、もう一方はビブラムです。
日本製と聞くと性能が高いとお感じになるかもしれませんが、靴のソールに関してはビブラムに全く追いつかないという印象を受けました。
減り方が全く異なります。
もしも減りにくいものをご希望の方は、まず最初にこちらをお勧めさせていただきます。
そしておすすめしたい2つ目の理由は
価格が低く設定されているという点です。
多くの靴修理店では、ヒールの種類によって価格が細かく設定されています。
例えば、登山や雪用など専門性が高いもの、あるいはレザー製は価格が高めになっています。
一方で、#5350は価格も最も低い価格帯に設定されていると思います。
当店でも、一番お安くなっています。
そしてさらに様々な靴に合うようにバランスよく作られています。
そのようなわけで、特にブランドや特別な機能を求めない場合は、まずこちらをおすすめさせていただきます。
#5350の厚みは6ミリです。


地面に最初に接する後ろの部分はギザギザに処理されていて、グリップ力もあります。
当店ではこれを「標準タイプ」に設定し、特にご指定がない場合はこちらで修理させていただきます。
もしも修理するソールの厚みが異なる場合は別のものをお勧めすることがあります。
価格表には様々な種類のソールを掲載しています。
もしも表にないブランドや品番もございますので、どうぞ遠慮なくお尋ねください。