中敷き(インソール)の交換


ここで取り上げていること

  • 中敷きは実は以外に見られている
  • 半敷、全敷、クッションありなど豊富にある
  • 色をアレンジして個性を発揮してもOK


 ブログをご覧いただきありがとうございます。

 今回のテーマは「中敷き(中敷・インソール)」です。


 靴には様々なパーツがありますが、中敷きはあまり目立たない部分です。

 しかし足を保護する重要な役割を持っています。


 どんな役割があるのでしょうか?

 歩くときは通常かかとから地面に着地します。

 中敷きはその時に衝撃を和らげるクッションの役割があります。


 また、かかとのフィッティングにも寄与しています。

 中敷が剥がれた状態では靴がブカブカになり、歩けなくなってしまいます。

 さらに取り上げると、靴下やストッキングをきれいな状態に保ったり、見た目も美しい状態を保ちます。


 そんな中敷ですが、履き続けるとだんだん擦れてきたり汚れてくることがあります。





 靴を脱ぎ履きする文化の日本においては、実は意外に見られる部分です。


 そんな時に、中敷きの交換をお勧めします。


 そんな中敷き交換は次のように行っています。

 まず革をお選びいただいた後、もともとの中敷きと同じ形に切り分けます。





 そして革の厚みを調整します。

 必要であれば裏にクッションを取り付けて、それを貼って完成です。




 今回の中敷き交換は、汚れが目立ちにくいということで靴の色と同じ黒色になりました。

 このように革の色を自由にお選びいただけます。

 例えば、元の中敷きと同じベージュの色も可能です。

 また色だけではなく、様々なバリエーションの中敷きをご用意することができます。


 例えば全敷のインソールがあります。

 特にレディースの靴はほとんどが全敷になっています。

 そしてレディースシューズの場合、本革と合皮をお選びいただけます。


 さて、本革と合皮では何が異なるのでしょうか?


 本革は合皮より長持ちするというメリットがある一方で、履いているうちに汚れが目立ちやすくなります。

 そして合皮の中敷きは、汚れが付きにくいというメリットがあります。

 一方で年数が経つと、加水分解によって表面が剥がれてくることがあります。


 何を優先するかによってお選びいただきたいと思います。


 そして、色もご自由にお選びいただけます。

 靴の色や裏革の色に合わせたり、今回のように色を変えるのもおすすめです。

 まったく異なる色にするのもいいですね。


 さらに、靴によっては中敷きが踏まず部分をカバーしていたり、中にパッドが入っているタイプもあります。

 また、内踏まずや靴の中心にクッションが入っている靴もあります。

 それらもご用意が可能です。





 

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