前回でパターンを修正できました。
今回は特にモカに施すスキンステッチ(ライトアングルステッチ、ウォールドシームとも)のパターンについて取り上げたいと思います。
ニッチなテーマですので、よろしければお付き合いください。
前回でモカのパターンを少しシャープに修正しました。

今回は針を刺していくための”アタリ”をつけます。
まずコンパスを使って、モカに針を刺すためのガイドになる線を引きます。
今回のパターンでは4ミリ幅にしています。

同じようにクオーターにもガイドの線を引きます。
こちらは1.5ミリの幅にしています。

次にその線の上に3.5ミリ間隔の線を引きます。
ここで思いに留めておきたいのですが、つま先のほうはアールが強くなり、針と針の間隔が狭くなります。
そのためアールが強くなる部分は4ミリ間隔にしています。
線を引いた箇所にディバイダーや目打ちを使ってポイントをつけます。

印の間隔を改めて目視で確認します。
モカとクオーターのポイントが合っていればOKです。

これでパターンの完成です。
企画でパターンを製作されている方、靴作りを学ばれている方がいらっしゃいましたらご参考になさってください。