サドルシューズ



サドル(Saddle)とはその名の通り、甲の部分が馬の鞍のモチーフになっていて、2色のバイカラーが定番になっています。

カジュアルな靴になりますので、休日のファッションに合わせたくなるデザインですね。


さて今回はこのデザインでレディースの靴を作りたいと思います。


素材は黒のエナメルとツイード生地を使います。

同じブラック系の色ですが、エナメルとツイード生地の二つの異なる素材を用いることで、サドルシューズっぽくなります。

特に秋冬のブラックコーデはカッコよくなり過ぎてしまいがちですが、エナメルとツイードのサドルシューズで「抜け感」を演出できますね。




では、それをこれから作っていきたいと思います。


サドルシューズはつま先の尖った靴よりも丸い靴がよく合います。

そのためつま先が丸い木型を用意しました。


まず、木型にデザインテープを貼り、型を採ります。



デザインテープを基にそれぞれのパーツごとに型紙を作ります。

どんなデザインになるのか、もうお分かりになったのではないでしょうか。



そのパターン(型紙)を革の上に置いて、切り出します。


サドルシューズがお好きな方は、よくあるサドルシューズのデザインと少し違っていると思われるかもしれません。


ツイード生地を補強しなければならないため、今回はつま先やかかと、トップラインは革になるようにデザインしています。

同じ黒系でも、エナメルと千鳥格子のツイードにすることによって、コントラストがはっきりしますね。



これをミシンで縫っていきます。


どのような仕上がりになるのか確認するため、大まかにくぎを打ち、仮のつり込みをします。

ここでデザインのバランス、シワや突っ張った部分がないかなど、つり込み具合をチェックします。



特に問題がなければ、つり込みをします。



すくい縫いでウェルトを取り付け、本底を貼り、出し縫いをかけます。





その後、ヒールを取り付けて完成です。